株式会社かなえる
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中学2年になり部長を任されることになりました。ここでも練習内容をノートに書き留めたりと相変わらずきっちりしていましたが、それは今思えば自分の気休めというか、ここまでやってるんだ！と自分に自信をつけるためのものでしたね。いずれにしても本気でやってましたし、部長という役もしっかり果たそうと努めていました。
すると部長になって間もない頃、同期や後輩の数人から、妬みなのか僻みなのか、ネチネチと言われるようになったんです。中学の女子バスケ部ですから、そんな年頃なんでしょうけど。真面目にやってた私には、そして初めて部長を経験する私にとってはすごく辛くて苦しかったんです。さらに当時は両親の仲も悪く家に帰るのも嫌な時期だったので、本当にキツかったんですよね。
プライド高めで真面目風な私でしたがついに抱えきれなくなり、ある日の部活の途中で顧問の先生に「限界です」と残し、とうとう抜け出してしまいました。「周囲からどう見られてる」ということがどうでもよくなった瞬間でした。その後はいろいろあってひとりボイコットは一週間ほどで終了し、無事にバスケ部に戻りました。 これ以降の人生はとても楽になったというか、自分が思っていることを包み隠さず言っていこう、表現しようって思うようになったんです。本音を抑え込んでいたこれまでが本当に我慢し過ぎていたなと知りました。
当然ですが、本音をさらけ出せる環境って健全で、組織選びにおいては重要な要素だと思いますし、かなえるでは何の気兼ねもなく発言できるから本当に有難い環境です。

ご縁あって高江社長と出逢い、かなえるの構想を聞きワクワクが止まりませんでした。こんな会社、他にないでしょう。なにもかもがこれからなんですから。今までに経験したことのないことが既にたくさん私の日常に降ってきています。それは決まった業務指示ではなくて、かなえるが進む方向さえ間違わなければ自分発信で決まる会社の動きもあるんです。目的を達成するためのプロセスを考えるところから関われる。それはすごく自由で、楽しいことですよね。一方で当然ですが責任も大きいです。だからやりがいがある。なにをするかも、どう進めるかも自分次第。こんな自由って凄いですよね。仕事の話だけではなく社風として個を尊重してくれていて、清々しいくらいありのままの自分でいられることが私がしっくりくるポイントなのかもしれません。
だからといって軽いノリでもなく。掲げた目標やビジョンに向かって突き進む勢いと本気度がとにかく物凄い。このみんなで感情的になれる雰囲気が部活みたいでいいんです。楽しいけどシビア、みたいな。
これからかなえるはどうなっていくんだろう、私はどうなっていくんだろう。始まったばかりで不安ももちろんありますが、楽しみで仕方ないですね。