【公式】株式会社かなえる Recruit 2023|常識の殻を突き抜けろ! 株式会社かなえる
新卒採用サイト

MENU

地獄を味わった。
でも、ありがとう。

髙口 裕貴
KOUGUCHI YUKI
目立ってモテた学生時代
20歳、夢だった保育士に。
順風満帆だった。
幼少期からとにかく目立ちたがり屋で、みんなを笑顔にしてはいつもその中心にいました。小中高はとにかくモテたくて、人には言えないような攻めた女性付き合いもありましたね笑。高校生の夏休み、9つ下の弟を含めた近所の子どもたちと遊ぶようになったのをきっかけに、保育士になりたいと思うようになりました。それからは保育士の夢にまっしぐら。大学時代も保育の勉強に打ち込み、20歳で夢だった保育士になることができました。子どもたちと一緒に自分の成長も感じることができる、毎日が本当に充実していて、とにかく楽しかったですね。
隠されていた両親の秘密。
両親との縁切り、
ついに自己破産。
若干厳しい親でした。「時間を守りなさい」「宿題はちゃんとやりなさい」「やるべきことを先にやりなさい。やりたいことはそのあと」。そのおかげもあり、高校や大学への進学もスムーズでした。父は自営業者で、母は専業主婦。周りの友達よりも裕福な生活を送っていました。
保育士として働いていたある日のこと。親戚との集まりで衝撃的な事実を知ることになりました。よくよく追及していくと父には借金があり、さらに息子である僕名義の借金もあったのです。思い返してみると学生時代のある日、急に父から免許証を求められたことがありました。そういうことだったのかと。借金返済を考えた時に、保育士を辞めざるを得ませんでした。騙しに騙され続け、保育士としての日々も奪われ…。恨み・憎しみといった類の感情で煮え繰り返ったのは言うまでもありません。
ところで、僕に借金を残した父は母の再婚相手で、本当の父は僕が3歳の頃に母と離婚したと聞いています。「前のお父さんは本当にひどい男だった。ギャンブルばかりやって借金まみれで。」と母からは聞かされていましたが、かねてより親戚の集まりなどで母が阻害されているような違和感に気付いていた僕は、義父の借金が発覚したタイミングで思いきって叔父さんに真実を追及したのです。すると母が言っていたことは全くの嘘で、ギャンブルで借金まみれになったのはむしろ母だったというのです。
義父の裏切りでどん底まで落ちたと思っていたら、母にも騙され続けていたんですね。正直、あのときの感情はなんと表現しようものか…これが地獄かと。
義父と別れ、母と別れ、抱えた借金は1,000万円。保育士を辞めた私は夜のお店で1年半働き300万円ほど返済するも、その後弁護士に相談して結局は自己破産することになりました。
なるようになる。
だからポジティブにいこう。
その後本当の父と再会しました。再度幼稚園で働くこともできました。妻と出逢い結婚し、子どもが2人できました。地獄を味わい、どうにも挽回しようのないこの運命を呪った日々もありました。しかし徐々に立て直し、ついには家族を持つようになりました。
幼稚園の先生としていただける給料は手取り20万円ほどでしたので、子どもができたタイミングで転職を検討していたところ、あるご縁で高江社長と出逢い、今に至ります。
人生のどん底って思う瞬間、みなさんもこれまでにあったと思います。ひょっとしたら今、これからの人生について考える大きなきっかけでもある就職活動は、みなさんを不安にさせているかもしれないし、悪い想像を助長させているかもしれない。でも僕がそんな人に会ったら、ファンキーなくらい明るく勇気付けてやりますよ。僕が大丈夫と言うんですから、大丈夫なんですよ。今の僕、無敵だと思うんです。「辛い」とか、「苦しい」とか、そんな風に思うことはほぼありませんよ。ちょっとネガティブな出来事があっても、心にはかすり傷ひとつ付きません。なるようになるんですよ。心の持ちようなんです。
自分の意思・責任の範囲が
広い。
良くも悪くも自分次第という環境は
面白いです。
「で?」と高江社長がよく言います。これは「持論は?」という意味なんですよね。自分の考えなしに指示を受けたまま行動したり、ただ右から左へ情報伝達するのは論外なんです。そんな社風だからこそ、若手でもどんどん意見できる環境があり、「空気読めてないかな…」とか「的外れだったらどうしよう…」とか、そんなこと一切気にせずに本音を発信できる環境があるんです。
さらに自分の行動は自分の意思決定によるものですから、当然仕事の結果も自分次第。今私は住宅部門で働いていますが、どうやったらお客様にお喜びいただけるか、どうやったらお客様に本当の価値を提供できるか、このあたりの手段や表現も自分で考えて工夫するのが面白いですね。
今後は僕が住宅部門を引っ張っていく存在にならないといけない、と思っていますから、これまで以上にガツガツ盛り上げていきます。