株式会社かなえる
新卒採用サイト

元気いっぱいで活発な田舎女子。でも母は「いつもみられているんだから」が口癖で、小さな頃から他人の顔色を伺い周囲の意見に左右される性格でした。小中高と吹奏楽に打ち込んできたのですが、本当はトランペットがよかったのに仕方なくトロンボーンを任されたり、専門学校時代は全く興味がないのにエンジニアコースを専攻してしまったり。根本的に人と争いたくないというか、和気あいあいと仲良くやっていきたいという思いがあったように思います。それは表面的な付き合いの上ではいいのかもしれませんが、何かに向かってみんなで取り組もうとなると、ただみんなの意見を受け入れるだけでは回らなくなることを経験して葛藤したのを覚えています。父からは「人に迷惑をかけないように」とずっと言われてきました。でも、ときに意見がぶつかることはあるし、その際は少なからず目の前の人を否定してしまうかもしれない。それがみんなで進む方向に対して建設的な議論になると思っていても、そのあたりのバランスがわからないまま我慢して苦しんで、悩んでいたこともありました。

もっともらしい考え方を掲げたものですが、なにをやるにも不器用でなかなかうまくいくことはありませんでした。「他人よりも優れていることがない私」。ネガティブな性格ではなかったので塞ぎ込んだりはしませんでしたが、とにかく自信はなかったです。勉強もできる方ではなかったし、ラーメン屋のアルバイトでもしょっちゅう怒られ、原付バイクの試験も落ちたことがありました笑。気が付けば私には「やりたい！」と思えることがなかったんです。いざ社会人になるというときは、受け入れてくれる会社があるのかと…本当に不安でしたね。そんな私をひろってくれたのが現在のかなえるグループ住宅部門でした。就活を経て輪をかけて自信喪失し積極的な姿勢を失っていた私を見かねた高江社長は、驚くほど気さくに接してくださりたくさんコミュニケーションをとってくれました。単に優しいなと思っていましたが、それは私の得意不得意、興味関心を見定めていらっしゃったのだとのちに知ることになります。その後私をすぐにマーケティング部門の立ち上げメンバーに抜擢してくださり、新たな世界で楽しさややりがいを知ることができました。「やりたい！」と思えることも自然と増え、難しいことも楽しいと感じるようになったのがとても嬉しかったです。そして昨年からは株式会社かなえるとしてさらなる展開に踏み出しました。これからどうなっていくのか。ワクワクすると同時に、こんな会社でこんな状況でこんな自分になったこと、過去の自分の想像を遥かに超えまくっていて改めて驚きです。自分に自信が持てるようになったり、やりたいことが見つかったり、こんな変化がこれから先もあるのだろうと思うと本当に楽しみですよね。